七所雑炊=ななとこいずし(ななくさがゆ)

f0070546_20443219.jpgおっとと…、つい、うっかりでした。

七草がゆについて書くんだったら、鹿児島の風習「七所雑炊」(ななとこいずし)についてご紹介するんでした。

「(雑炊)ずし」は「七草がゆ」のことで、今年七歳になる子供たちがはじめて四ツ身裁の着物を着せてもらい、近所の七軒の家を訪ねて、お盆の上にのせた木椀に雑炊(ずし)をもらって歩く風習です。

私が七歳のときにはそんなことはしなかったので、鹿児島でも全域に
残っている風習でもなさそうです。

ただ、いまだにしっかりと残っているところもあるようで、近所というより親戚などの家をまわり、雑炊は形だけで「ななとこさん」(七歳を迎える)の子供へのお祝いを雑炊の下に入れてあげる、ということになっているようです。

正月松の内にあまり青ものを食べなかった習慣の中に、薬効のある
七草がゆを食べるというのは「身が強くなるように」という子供への
やさしい思いと、さらには近所への子供がここまで無事に大きくなりました
といった、顔見せのようなものがあったのではないでしょうか。

雑炊というだけに米から炊くのではなく、ご飯をおかゆ状に炊いて
みそを少ししのばせる味付けというのが、鹿児島の「七所雑炊」の
本来の姿のようです。

もちろん、旧暦ではなくなった近代ではやはり七草を摘むにもまだまだ
だったようですね。旧暦なら野草も芽吹いているのかな。

※写真はお正月の桜島。お天気が悪く、こんなでした。
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by r-work | 2007-01-07 20:46 | かごしまな話
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