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じゃこぞうすい、豚肉とピーマンの赤味噌炒め

じゃこぞうすい、豚肉とピーマンの赤味噌炒め_f0070546_0103997.jpg母がちゃんとしたごはんは食べないかもなあと思って、かつおだしたっぷりの雑穀雑炊に。

ほとんど塩味はだしだけで、ちりめんじゃことねぎをたっぷり入れました。

もうひとつは、多分、食べないと思いつつ、作った豚肉とピーマンの赤味噌炒め。

豚肉は地酒と塩でよくもんでおいて炒め、そこに酒と水を入れて煮立たせ、赤味噌、砂糖少しを入れて煮詰めました。

あっさり雑炊には甘辛いおかずはちょっとうれしい。

でも、やはり母は食べませんでした。




最近は母の食事がきちんとした時間に食べさせることができなくなりつつあります。

時間がわからなくなっているからで、何時にごはんということを
忘れてしまい、四六時中「ごはん、ごはん、ごはん」と言われて、
あまりに食べ続けていることになるので、「いま、○○時でしょう?
まだ食事には早いから、もちょっと待ってね」と言うのですが、
1分後には「ごはん、ごはん」と騒ぎます。

仕事をしていることもできないので、この「ごはんの支度の催促」は
かなり負担ですが、これを何十回と繰り返すことになるので、
とりあえずは食べなくても出すということをするのですが、そんなに
食べられるはずもなく。

「私、食欲がなくて食べられない。具合が悪い」と言うので、
そりゃ、さっき食べたばかりだからあたりまえと思いつつ、
「食べたくないなら、食べなくていいのよ」と下げると、再び
「私、ごはんを食べていない」の繰り返し。

「私、家に帰らないと、ごはんも食べられない。寝るところもない」と
これまた一日中繰り返し。

というわけで、さんざんおやつを食べたあとのごはんがこれ。
案の定、テーブルに用意すると一瞬喜びましたが、
食べずにうろうろとうろつきまわっています。
そして、「私、具合が悪いから食べられない」と…。

やっぱり。

とりあえず、出かけるときは「不安になったらいけないから」と
いつも母のために何かしらたべるものを置くように
しているのですが、やはり食べたという記憶がないので、
「食べるものがない。お金がない。家がない」の繰り返し。

なかなかな毎日ですが、基本的な生活はまだ十分できるのが
ありがたいなと思います。いつ、母が下の失敗をするかと、
かなり気持ち的には焦りがあって、今夜は、「おしっこが
もれてる。ぬれる、ぬれる…」と騒ぎ出し、「これはとうとう…」と
覚悟を決めて布団をはずしたら、何もなし。

「お母さん、おしっこがもれたんじゃないの?」と聞くと、
「私じゃないっ。あの人がしていったんだ」と母と一緒に
寝ていた人がしていったと主張。なるほど。

幻覚の方が激しいのが母の症状の特徴です。
ほとんど一日中、幻覚が見えないことはありません。

そして、幻覚に対する一日中質問、質問…。
何の質問かわからない意味不明な質問攻めの日々が続きます。
あ、私に対してだけでなく、その幻覚さんに対してもですが。
by r-work | 2007-01-20 00:43 | まいにちのごはん
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